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集塵機の形式について

 

集塵機の形式について

集塵機の形式について
 
集塵機バグフィルターの他に、サイクロン電気集塵機ベンチュリスクラバー等、構造によりいくつかの種類に分類されます。バグフィルターは、フィルターに付着した集塵物を除去・排出し、安定した集塵・除塵を行なう必要が第一に求められます。フィルターに付着した集塵物を脱塵、払い落し等と呼び、その方法により、バグフィルターの形式が分類されます。その形式に合わせてフィルターの構造も異なります。
 

払い落し方法によるフィルターの分類

払い落し方法によるフィルターの分類
 
形 式 濾 過 面 払い落し方法 特 長 フィルター
パルスエアー式
圧縮空気噴射式
外面濾過 フィルター開口部より内部に圧縮空気を噴射、膨張、振動を与える。 フィルターは円筒、封筒型等があり、同じ能力で他の形式より小型化が可能。カートリッジ式もある。 フェルトが主流
機 械 振 動 式 内面濾過 フィルター上部、または中部に振動装置を設け、振動を与える。 フィルターは円筒型が主で、最も初期の形式。集塵機、本体のイニシャルコストが低く押さえられる。逆洗式との併用もある。 織布が主流
逆  洗  式 内面濾過 払い落とし時、集塵ガスを遮断、外面から内面へ強制的にエアを流しフィルターが内面に絞られ、上下運動を起こさせる。 フィルターは円筒型が主で大型用が多く、製鉄工場等で使用されている。 織布が主流。
フェルトも使用。
   
・バグフィルターの形式や、払い落し、脱塵方法等で、織布、フェルトの選択が必要です。
・使用条件が異なる高温ガス、耐薬品性党により、フィルター素材の選定が必要です。
・素材や構造上の弱点、使用条件等で特殊処理を施し構造、素材、特殊処理等の組合せで、過酷な条件をクリアーできます。
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